オアシス動物病院ブログ

2016年08月01日

黄体ホルモン注射による避妊

避妊には様々な方法があります。

 

卵巣・子宮を除去する手術が一般的ですが、黄体ホルモンのカプセルを埋め込むインプラント手術もあります。

インプラント手術は、黄体ホルモンをゆっくり出すカプセルを埋め込むことで疑似妊娠状態にして妊娠を避ける方法です。

 

同じ理屈で合成黄体ホルモンを定期的に注射することで避妊する方法があります。

 

一般的に使われているのは「プロリゲストン」という合成黄体ホルモン剤です。

 

使用方法は初回の接種から、3カ月後に2回目、4カ月後に3回目、これ以降は5カ月ごとに接種していきます。

 

日本で認可が下りているのは犬のみなので、適用外にはなりますが猫にも使用できます。

欧米では猫にも使用が認可されているようです。

 

継続使用することで子宮疾患(子宮畜膿症など)が起きやすくなるという短所もあります。

 

健康状態に問題が無いのであれば、卵巣子宮除去術を行うのがベストですが、先天性疾患などで手術ができない場合もあります。そのような場合にはこのような方法もあります。

 

 

詳しくは動物病院でご質問ください。

 

 

◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇
オアシス動物病院
住所:岐阜県岐阜市又丸915-3
TEL:058-234-0234
◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇

2016年05月20日

狂犬病予防接種はもうお済ですか?

先日、狂犬病ワクチンの集合注射に行ってきました。

これで今年は私の当番は終了し、岐阜支部全体の集合注射の予定も終わろうとしています。

 

集合注射に出向いて飼い主さんによく聞かれる質問の中に

 

「もう(飼い犬が)高齢なんですけど、何歳まで注射が必要なのでしょうか」

 

というものがあります。

 

 

狂犬病予防接種は狂犬病予防法という法律に基づき獣医師が接種しているわけですが、

その中には年齢による免除というものは有りません。

 

つまり高齢になっても病気でない限りは接種が義務付けられています。

 

高齢や持病で狂犬病ワクチン接種が心配な飼い主さんは動物病院での接種をお勧めいたします。

ワクチンアレルギーや副反応が出てきた場合は迅速な対処が望めるからです。

 

病気で摂取できない犬には「猶予証明書」が発行できるので、動物病院でご相談ください。

 

 

◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇
オアシス動物病院
住所:岐阜県岐阜市又丸915-3
TEL:058-234-0234
◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇

2016年02月22日

若齢犬の便秘

昨日来院したバブちゃん。2歳になったばかりのトイプードルですが便秘がちのようです。

 

他院で用意された処方食が口に合わず、摂食量の減少により痩せています。

現在は処方食のおかげで排便状態は良好ですが、このまま処方食を継続しても皮膚や内臓に異常が出ないか心配されて、セカンドオピニオンを聞きにいらっしゃいました。

 

便秘といえども侮るなかれ、長期化すれば元気・食欲がなくなってきたり嘔吐したりします。

太い便が肛門を通過するときに傷ついて出血することもあります。

 

バブちゃんの場合は現在の処方食以外は非常に欲しがるということで、本来の食欲はあるようです。

 

 

これを解消するには浣腸や下剤が必要です。

軽い便秘ならオリーブオイルなどの植物性油脂をスプーンに1杯程度混ぜることで排便がスムーズにいきます。

便秘がちな場合はお試しください。

 

状態が深刻な場合は一度、ご相談ください。

 

 

◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇
オアシス動物病院
住所:岐阜県岐阜市又丸915-3
TEL:058-234-0234
◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇

2015年12月19日

犬の毛包虫症

ワンちゃんの飼い主の皆さんは、ニキビダニというダニをご存じでしょうか。

 

「毎月背中に薬を着けて予防するアレでしょう?」なんて声が聞こえてきそうですが、月に1回のノミ・ダニ予防に使用する薬では予防できない種類のダニです。

主に幼犬に見られる皮膚疾患なのですが、非常に獣医さん泣かせの病気です。

 

このニキビダニが過剰に増殖したり、ストレスなどで抵抗力が低下すると発症することがあるようです。

ニキビダニを検査するには、病変部を鋭匙や少し切れ味を鈍くしたメス刃などで微出血が見られるまでこすって検体を採取します(搔爬検査)。

これには皮膚片などの角質が多く含まれているため、これを溶解する薬剤を使用してから、顕微鏡検査をします。

 

仮に検査の結果、ニキビダニが発見されたとしてもまだ断定はできません。

なぜなら健康犬にも高確率で寄生しているからです。結果=診断といかないのが獣医さん泣かせの理由である一つです。

 

検出されれば寄生しているのは間違いないので治療を始めていきますが、非常にしつこいダニで治療には時間がかかります。

ここに獣医さんを悩ませるもう一つの理由があります。

 

治療は二次感染を防ぐための抗生物質と殺ダニ剤を併用していきます。

殺ダニ剤には様々なものがありますが、しつこいダニをやっつけるには、やはり強力な薬が必要で昔はアミトラズが主に使われていたようです。

 

アミトラズは効果抜群の反面、強力な薬のため副作用も大きく体調を崩す場合が多いようです。

フィラリア予防に使うミルべマイシンを使用する例もあるようですが、推奨使用量を超えて使うためこちらも心配です。

 

ですが、最近出された薬でいいものがありました。

商品名を「ブラベクト」といい、一度投与すると3カ月の間ノミ・マダニを予防するというお薬です。

 

冒頭で「ノミ・ダニ予防に使用する薬では予防できない種類のダニです」という話をしましたが、この薬もニキビダニは効用外の使用です。

ですがニキビダニに悩む獣医さんは世界共通のようで、外国ではブラベクトがニキビダニに効果があるという研究がされており効果が認められています。

 

アミトラズのような副作用も起きにくくミルべマイシンのように量を増やす必要もないため。日本でもそれに倣う獣医さんが増えてきています。

 

症状と相談しながら、効果が出なければ他の殺ダニ剤を併用する可能性は残りますが、治療をスタートする薬としてはいいお薬だと思います。

 

 

 

 

 

◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇
オアシス動物病院
住所:岐阜県岐阜市又丸915-3
TEL:058-234-0234
◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇

2015年12月06日

子犬のご飯は一日何回がいいのでしょう

この質問は、初めてワンちゃんを飼われた飼い主さんからよくいただきます。

生後1年で大人の体を作るワンちゃんたちに取って、子犬の時の栄養状態はその後の健康に大きな影響を及ぼします。

 

一日の必要量を等分して、3~4回あげてもらえば、おそらく大きな問題は起こらないと思います。

 

よくある失敗は2つ…

・ドライフードのふやかしが足りない

・一日2回にして、一度当たりの食事量が多い

です。

 

子犬のうちはまだ消化器が未発達ですので、ドライフードをふやかすことが必要なのですが、この時間があまりにも短いと消化不良で下痢を起こします

また、胃もまだまだ小さいので一度の量が多いと、嘔吐や下痢を起こすことがあります。

 

2回のご飯でも嘔吐も下痢もしないワンちゃんもいるので、どれが正解とは言えません。

1日に必要な栄養を取ることができて、嘔吐や下痢を起こさなければそれでいいのですが、

固いご飯や1回の量が増えることは、子犬の負担になることは間違いありません。

 

ウンチの様子と相談しながら、健康で丈夫なワンちゃんを育てましょう

 

 

 

◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇
オアシス動物病院
住所:岐阜県岐阜市又丸915-3
TEL:058-234-0234
◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇

オアシス動物病院の特徴や魅力が分かるブログを是非ご覧ください

岐阜市でペットのためのかかりつけ医として人気の獣医師が、ペットをお飼いの皆様にお役立ちいただける情報や、治療方針や治療内容についてブログにて詳しくご紹介しております。ワンちゃんやネコちゃんをお飼いの方は、是非ご参考になさってください。
オアシス動物病院は健康管理のための健康診断から各種予防接種、去勢や避妊手術はもちろん、日々の健康維持をサポートする鍼灸治療も行っております。他ではとても珍しい、東洋医学を用いたペットのための鍼灸です。
椎間板ヘルニアなどの痛みの緩和はもちろん、ケースによっては手術なしで症状が改善するケースもございます。ペットの体調で気になることがございましたら、経験豊富な岐阜市のペットのかかりつけ医にお気軽にご相談ください。

//トラッキングコード取得